お知らせ

ごあいさつ

当院では口の中に起きてしまった病気を治療し治癒させることを第一に考えています。

当たり前のことが書かれていると思われるかもしれません。

ですが歯科では、虫歯の進行により失われた歯の形態回復に『どのような種類の詰め物・被せ物』を使用するか、あるいは病気により歯が無くなってしまった所に『どのような種類の入れ歯をいれるか』ということに重点が置かれてしまうことが少なくありません。もちろん、これらのことも大切だとは思います。ですが、病気の治療をしっかりと行い治癒させることこそが何よりも大切なことだと当院では考えています。

私が歯学部の学生の時は、口の中の病気を治癒させることができると考えてはいませんでした。なぜなら、歯科の処置とは「対症療法」がそのほとんどであると当時の私は考えていたからです。 対症療法とは、むし歯によって歯に穴があいていればそこに人工物を詰めたり、歯に痛みがあればその痛みを取り除くというものです。

そして患者さんが歯科医院を受診するのは、むし歯で歯に穴があいていることに気がついたり、何らかの理由で歯に痛みを感じるようになったことがその理由の大半です。しかしそれらの問題が解決すると、口の中に他の病気や問題があったとしても、患者さんの多くは通院しなくなっていまします。 これらの理由から当時の私は、口の中の健康を回復させるどころか、口の中の病気を根本的に治すことが出来るはずもないと思い込んでいました。

しかし、私が大学を卒業した直後に研修させていただいた歯科単科の病院で貴重な指導を受けることで、それまでの考えは一変しました。 そこでは、口の中の代表的な病気である虫歯や歯周病を含め、病気の治療を徹底して行っています。 そして、口の中の病気を根本的に治すことで、口の中の健康が回復した患者さんは、生涯にわたり病気によって歯が1本も抜かれることがなくなることを知りました。患者さんにとって最も有益な診療が、そこでは日常的に行われているのです。

院長写真01

このような診療を行う施設で研修を受けることができたおかげで、私が歯科医師として目指すべき方向が決まったのだと思います。 ですが私が開業したとして、市井の開業医がそのような目標を掲げて診療することは、容易ではないだろうと考えることもありました。そんな矢先、私の指導医であった先生の一人が歯科医院を開業し、開業医という立場でも口の中の病気を根本から治療しようと日々診療に取り組まれていることを知りました。 その先生の診療所でも私は研修させていただくことができました。そして開業医という立場であっても、そのような診療を目指すことが可能であると分かったのです。

研修医の時からのこれらの経験が、当院の理念の基礎をなしています。

院 長  長谷川 享也

アクセス

【住 所】 〒353-0001 埼玉県志木市上宗岡5丁目2−28

【電 話】 048-423-2233

【交 通】 最寄り駅『志木駅』からバスで13分 バス停『宿』下車徒歩1分

【駐車場】 4台(バイク・自動車共通駐車場)

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